| 屋根塗装 種類 |  |
住宅の屋根には、コロニアル屋根・トタン屋根・
モニエル瓦(洋瓦)・鋼板(折半)屋根と種類があります。
その中でも住宅に多く使われ、塗装の現場でも多く目にする外壁の種類を紹介。
| コロニアル屋根 | |
薄型化粧スレート屋根材(カラーベスト)
| コロニアル屋根の塗り替えポイント |
| 高圧洗浄 |
高圧洗浄機を使用して汚れや苔などを洗い落とす。
| 縁切り |
コロニアル屋根の塗り替えには縁切り材を使用して確実に縁切りをする。
カッターや皮スキなどで縁切りする方もおられますが、
当社では、効率の良さ、確実なスペースを確保したいので、
専用のタスペーサー部材を使用します。
この工程を怠ると、雨漏りの原因につながる大切な工程です。
| 適切な塗膜厚 |
どんなに優れた塗料を使用しても施工時の塗膜厚が適正でなければ
耐久性は著しく低下します。
| トタン屋根 | |
トタン屋根は、コロニアル屋根に比べて、
比較的古いお家の屋根によくみられます。
住宅では、大屋根に使われているときももちろんありますが、
割合としては大屋根が瓦の場合、
下屋根(1階の屋根)がトタンという具合の家も多くあります。
| トタン屋根の塗り替えポイント |
| 錆 |
錆がひどい場合は補修してから
軒先やカッパ(桟の上からかぶせてあるトタン部品)など錆がひどい場合は、
交換や補修をしてから塗り替えるようにしましょう。
腐食が進行していると、トタンの厚みが減少していて、
穴が開きやすく雨漏りに結びつく危険があります。
また腐食が烈しいと同じ個所が塗り替えても錆やすくなります。
| サビ取りと目あらし |
サビをしっかりとり、
サンドペーパーなど研磨剤を使用して
目あらし(塗料の接着を良くするために表面に細かな傷をつける作業)をして
塗り替え後の膨れ、剥れの防止対策をする。
| 折半屋根 | |
アパートや工場などで使わることが多い屋根です。
屋根の形がＷ型なので、平面の面積に比べて実面積が大きく、
塗りにくいのも特徴です。
また取り付けていられているボルトが先にさびているため、
念入りなケレンとさび止め作業が必要になってきます。
| 折半屋根の塗り替えポイント |
| アンカーボルト、ナットのケレン錆落とし |
折半屋根はアンカーボルト、ナットから発錆し始めます。
丁寧なケレンと防錆処理が重要です。
| ルーフキャップの取り付け |
丁寧な塗装作業を施しても、ボルト部は水捌けが悪く防錆対策は不十分です。
ボルトキャップを取り付けることでボルト部の腐食対策は著しく改善されます。
| 適切な塗膜厚 |
どんなに優れた塗料を使用しても施工時の塗膜厚が適正でなければ
耐久性は著しく低下します。
| モニエル瓦(洋瓦) | |
モニエル瓦は他の屋根と比べると、スラリー層という加工がしてあり、
剥離の危険性が高くなるため
モニエル瓦用の専用塗料を使用しないと剥離の危険性が高まります。
塗料選びが非常に重要になってきます。
| モニエル瓦(洋瓦)の塗り替えポイント |
| 高圧洗浄 |
高圧洗浄機を使用して汚れや苔、スラリー層などを洗い落とす。
しっかり落とさないと剥離の原因になる。
| 適切な塗膜厚 |
どんなに優れた塗料を使用しても施工時の塗膜厚が適正でなければ
耐久性は著しく低下します。
